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GX志向型住宅って何?環境にやさしい家の特徴と補助金制度を解説

 

こんにちは!いえとち本舗山形店です。
「家づくり」を検討されている皆さん、最近よく耳にするGX(グリーントランスフォーメーション)という言葉。環境に優しい暮らしへの転換を目指すGXの考え方を取り入れた住宅が注目されていますが、具体的にどんな家なのか、ZEH(ゼッチ)との違いは何なのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、GX志向型住宅の特徴や魅力、選ぶ際のポイントについて、わかりやすく解説します。このコラムを読むことで、快適で環境にも家計にも優しい住まいづくりのヒントが得られるはずです。ぜひ最後までお読みください!

GXとは?

GXとは「グリーントランスフォーメーション」の略で、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「脱炭素社会」の実現に向けて、社会システムや私たちのライフスタイルを変革していく取り組みのことです。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、住宅分野でもGXへの取り組みが加速しています。

GX志向型住宅とZEHの違いは?

ZEHは「年間の電気代がほぼゼロになる家」を目指した住宅規格で、高い断熱性能と太陽光発電システムの大規模な導入が必要です。一方、GX志向型住宅は、ZEHの基準にとらわれず、より柔軟に環境への配慮を取り入れた住宅のことを指します。

具体的には以下のような違いがあります:

  • ZEHは厳格な基準があるのに対し、GX志向型住宅は各家庭の事情に合わせて環境性能を選択できます
  • 太陽光パネルの設置面積が限られる都市部の住宅でも、蓄電池の採用や省エネ設備の導入で、環境に配慮した暮らしを実現できます
  • 将来的な技術革新に合わせて、設備をアップデートしやすい設計となっているのが特徴です

GX志向型住宅の魅力

1. 光熱費が大幅に安くなる

壁や窓の断熱性能が高いため、エアコンの効きがとても良く、電気代が従来の家の半分程度になることも。太陽光発電を付ければ、さらに電気代を抑えられます。実際のお客様からは「夏も冬も快適なのに、光熱費が月に1万円も安くなった」といった声をいただいています。

2. 災害に強い家になる

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、停電時でも電気が使えます。スマートフォンの充電はもちろん、冷蔵庫や照明なども使用できるので、いざという時も安心です。

3. 結露やカビの心配が少ない

壁や窓の内側が冷えにくいため、結露が発生しにくく、カビやダニの発生も抑えられます。掃除の手間が減るだけでなく、アレルギーをお持ちの方や小さなお子様にも安心な住環境を実現できます。

4. 将来の設備更新がしやすい

配線や配管を更新しやすい設計となっているため、より効率の良い設備が登場した際に、スムーズにアップグレードできます。長く住み続けても、最新の環境技術を取り入れやすいのが特徴です。

GX志向型住宅の特徴的な設備

1. 太陽光発電システム

  • 屋根に設置した太陽光パネルで電気を作り、使用する電気代を抑えることができます
  • ZEHほどの大規模な設置でなくても、家庭の電力使用量に合わせて最適な規模を選べます
  • 余った電気は電力会社に売ることもでき、売電収入が得られます

2. 蓄電池システム

  • 太陽光で作った電気を貯めておける蓄電池があれば、夜間も太陽光発電の電気が使えます
  • 災害による停電時の備えとしても重要な設備です
  • 電気料金の安い深夜時間帯に充電し、日中に使用することで電気代の節約にも

3. 高性能な断熱材と窓

  • 壁の中に入れる断熱材を厚くしたり、窓をペアガラスにすることで、外の温度に影響されにくい家を実現
  • ZEHと同等の断熱性能を確保しつつ、建築コストとのバランスを取ることができます

4. V2H(Vehicle to Home)システム

  • 電気自動車に蓄えた電気を家庭で使える設備
  • 走る蓄電池として活用でき、災害時の非常用電源としても期待されています
  • 将来的な電気自動車の普及を見据えた設備として注目

選ぶ際のポイント

1. 充実した補助金制度を活用しよう

  • GX志向型住宅には、国の「GX投資促進税制」が適用される可能性があります
  • 太陽光発電設備は、国の補助金に加えて、各自治体独自の補助金も
  • 蓄電池システムにも、設置費用の一部を補助する制度があります
  • ZEHほどの補助金額にはなりませんが、複数の制度を組み合わせることで、かなりの額になることも

2. 初期費用とランニングコストを考えよう

  • ZEHに比べると初期費用は抑えられますが、一般の住宅より建築費用が高くなることがあります
  • しかし、毎月の光熱費が大幅に下がり、売電収入も期待できます
  • 補助金も活用しながら、10年、20年という長期で考えることをおすすめします

3. 信頼できる会社選びが重要

  • GX志向型住宅は、設計や施工の質が重要です
  • 実績のある会社を選び、しっかりとした説明を受けることで、失敗のない家づくりができます
  • アフターメンテナンスの体制も重要なポイントです

まとめ

2025年度に補助金交付が予定されているGX志向型住宅について、特徴や魅力をご紹介してきました。補助金制度は大きな魅力ですが、GX志向型住宅の本質は、環境に優しく快適で経済的な暮らしの実現にあります。

ZEH水準の住宅と比べると建築コストは高くなりますが、充実した補助金制度を活用することで、自己負担を抑えることができます。ただし、断熱性能の計算や一次エネルギー削減量の計算など、クリアすべき基準があるため、高断熱住宅の実績やノウハウが豊富な工務店や設計事務所に相談することをおすすめします。

いえとち本舗山形店では、あなたの理想の住まい探しを全力でサポートします。GX志向型住宅の設計・施工実績も豊富ですので、お気軽にご相談ください!


 

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